序文
1. 1998年は喉頭摘出者団体アジア連盟(以下アジア連盟と称す)第11回常任委員会第9回臨時総会(シンガポール 1995年3月4日)において確認された第3次5ヶ年計画の第4年目に該当する。
2. 過去14ヶ年間に喉頭摘出者団体は12ヶ国・地域に設立された。
これらの団体は招致研修および派遣研修の実施にあたり、大きな推進力となった。
3. 指導員の派遣指導は4ヶ国へ延8名の派遣を実施した。
実施した結果はきわめて良好であった。
4. JICA枠は6名のまま推移した。
国際貢献の見地からも、さらに活用推進をはかりたい。
5. 1991年10月、喉頭摘出者団体アジア連盟福祉基金5億円を設定するための募金活動を開始し、8年目を迎えた。
不況の影響が大きく、実績は2億1百万円と未達成である。所期の目標へ向かって、一層の努力を傾注したい。