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2-6. アンケート調査

 

(1) 調査の方法

このアンケート調査は、サンゴ礁の海と関わりの深いレジャーダイビング業者、リゾートホテル事業者、グラスボート等遊覧船事業者、漁業共同組合等の多くの関係者に対して、貴重なサンゴを食害するオニヒトデの分布状況や駆除に対する意議等を把握するために実施した。

調査の方法は、各事業者に対して3通ずつのアンケート調査票(資料編参照)を送付し、回答、返送していただいた。調査票の送付は平成11年6月下旬に行い、回収が7月下旬であった。

調査票は333事業者に対して、999通が送付された。対象事業者はレジャー・ダイビング事業者が最も多く、全体の76%を占めた(表2.6.1)。

これらの対象事業者は、NTT職業別タウンページ、レジャーダイビング惰報誌、旅館連盟沖縄支部加盟ホテルリスト等をもとに、選定した。これはほぼ、沖縄県内関連事業者全体を網羅している。ただし、海洋レジャーと関連が薄いと思われるホテル等の事業者を除外した。調査対象者には、レジャーダイビングのインストラクター、リゾートホテルの海洋レジャー担当者、グラスボートのオペレーター、潜水漁漁業者等を想定した。

 

表2.6.1アンケート調査票の送付数

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(2) 回収率及び回答者特性

1] 調査票の回収率

ア. 調査票の回収率

調査票の回収数は、143事業者からの240通である。その回収率は事業者数で43%、回答者数で24%であった(表2.6.2)。

イ. 地域別回答状況

回答事業者の所在地は、本島南部地区が最も多く(24%)、次いで慶良間列島・久米島(20%)、八重山(16%)、北部(13%)、中部(10%)、宮古(7%)の順であった。(表2.6.3)

 

 

 

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