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スライド30. 内陸へのアクセス

 

タコマ・シアトル地域内および両地域を通過するトラックの運送量は次のスライドで紹介する通りです。ロサンゼルス・ロングビーチ両地域の港湾オペレーターは、労働者、ターミナル、汽船会社、鉄道、トラック運送会社と協力し、輸送インフラ運営や生産性について検討し合っています。スライドの数字は、タコマ・シアトル地域において貨物の流動化を図るための「ファースト・コリダー」の建設計画の必要性を裏付けています。

 

スライド31. 労働に関する検討事項

 

スライドは労働者のメンバーシップや米国西岸の検討事項を表しています。シアトル港では、米国西岸地域の他港、ターミナル、労働者と共同し、海上ターミナルにおける協力関係や生産性の向上を図っています。米国東岸の港が船会社や運送業者に対し、太平洋航路の代替案としてスエズ運河経由の航路を提唱している事実に際し、西岸の港はその競争状況を懸念しています。

 

スライド32. ゲート労働賃金、設備費

 

スライドは、ターミナルゲートを通過するコンテナ1本あたりの労働賃金と設備費の合計(仮定料金-間接経費・利益)を示しています。

 

スライド33. コンテナターミナルについての新しいコンセプト

 

エジール・ポートのコンセプトは、CCDOTT(the Center for the Commercial Deployment of Transportation Technologies:「輸送テクノロジー商業開発センター」の略)が提唱するデザイン(パテント番号5,505,585)です。CCDOTTは、公共、学術、民間団体が参加する米国のコンソーシアムで、USTRANSCOMやMARADはじめとし、輸送計画やデザインを主導する有名大学や大手企業が加入しています。エジール・ポートのコンセプトは、「ターミナルでの滞留を半減することにより、処理量を倍増させる」という前提に基づいています。

 

以下のスライドは、首都ワシントンに所在する輸送コンサルタント業の大手、トランスシステム・コーポレーションが作成したものです。

 

スライド34. アジール・ポートシステム

スライド35. EMTのコンセプト図

スライド36. EMTのコンセプト図

スライド37. アジール・ポートシステム

スライド38. IICのコンセプト図:(複数のEMTに対応)

スライド39. IICのコンセプト図

 

 

 

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