同港は土地面積500エーカー(約200ha)のT埠頭を取得しましたが、その中で約300エーカー(約120ha)のコンテナスペース、その他の運営地が提供されます。該当地付近の土地と合わせれば、将来的には500エーカー(約200ha)近いコンテナターミナルの建設が見込まれます。新しいコンテナターミナルには、ドック式の鉄道引き込み線、水深50フィート(約15m)の岸壁などが建設され、現在いくつかの企業とリース交渉にあたっています。
スライド21. ロサンゼルス港
1990年から1998年にかけて、ロサンゼルス港でのコンテナ取扱量は伸び率60%、340万TEUにまで増加しました。本港はピア300をAPL専用埠頭として、約2億7千万ドルを投入し、水深50フィート(約15m)の岸壁、ドック式の鉄道引き込み線を含む260エーカー(約100ha)のターミナルを建設しました。また現在、ピア400では、コンテナおよびその他の運営地として300エーカー(約120ha)以上の土地を整備中です。エバーグリーンと日本郵船のターミナルには、ターミナルアイランド輸送施設としてドック付近まで鉄道の引き込み線を提供しており、2,600万ドルを投資して整備したこの施設は1998年に供用開始し、4両編成の貨車を収容できる9,000フィート(約2,700m)の積載線路を有します。ロサンゼルス港はさらに1,980万ドルを投入し、ヤンミンターミナルに、ドック式の鉄道引き込み線を建設中です。
スライド22. アラメダ・コリダー
ロサンゼルス港、ロングビーチ港では輸送インフラプロジェクトが進行中であり、ロサンゼルス、ロングビーチ、ロサンゼルス中心地にのびる20マイル(約30km)のアラメダ・コリダー(回廊地帯)は貨物流動の改善をもたらすことになります。建設費用は20億ドルと見積もられます。