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3]民間企業進出の際の問題点(港湾管理者、埠頭公社、民間事業者)

ア)港湾管理者

問題点については、公共施設の民間企業の占用、他の施設と利用料の差異等があげられており、投資額に見合うだけのインセンティブや民間への公的支援の必要性があげられている。

 

イ)埠頭公社

公共、公社バースとの役割分担の明確化、港湾の公共性等があげられている。

 

ウ)船社

地主である港湾管理者との役割分担や、民間企業撤退時のルールづくり、現状の様々な規制等があげられている。

 

エ)港湾運送事業者

膨大な投資額が必要となることからの資金力を持たない事業者の問題や、進出企業の選択に際しての公平性等が指摘されている。

 

オ)その他

陸上運送事業者(協会)、荷主(協会)からは、莫大な投資額、現行の事前協議制の問題があげられ、また、特定企業の進出があると改善される点が少ないとの指摘があった。

 

表 民間企業進出の際の問題点(港湾管理者、埠頭公社、民間事業者)

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