東海地区ブロック会議
平成11年度の東海地区ブロック会議が、10月20日、名古屋港湾会館で開催され、第四管区海上保安本部及び各海上保安部署(各支部)における活動状況等が報告されたほか、各支部代表の推進員から活動に関する問題点等が提議されました。
推進員からの発言の内、主たる問題は、海浜清掃後の収集されたゴミの処分にあるようです。あるところでは、推進員の申し立てにより無料で処分してもらったことがあるとのことでした。
現状では、無料化については、公共料金でもあるところから、難しいと思われます。
しかしながら、基本的には市町村で処理計画を定めることとなっていますので、まず処分先及び方法等について市町村の環境等の担当者と予め協議のうえ実施することが得策かと思われます。
また、名古屋支部の明壁みち子推進員(常滑市小鈴谷漁業協同組合参事)から、同組合あて、海洋環境保全に関する協力依頼文書が寄せられているとの発言と手紙が紹介されました。
*協力依頼文書は、渥美町立亀山小学校から発出された、漁業活動に伴って生じる廃棄物等の適正処分を依頼する手紙で、この手紙の亀山小学校に連絡したところ、先方から海洋環境保全講習会を開催してほしいとの要望があり、海洋環境保全推進週問の11月4日、同小学校において蒲郡海上保安署山本警備救難係長と第四管区海上保安本部海上環境課内山業務係長が講師となり、レジンペレットや水の汚染度等について学習しました。
