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5-4 再生原材料販売先

 

前項で、想定したリサイクル施設から再生される原材料の量を試算したが、それらの売却先は近くにあることが望ましい。そこで、想定したリサイクル施設に対応する再生原材料の売却先がどれくらいあるかを検討してみた。

 

1]鉄スクラップ

鉄スクラップの需要先は電炉メーカであるが、関西には表-5・13に示すように、関東、中部に並んで分布が多い。したがって、鉄スクラップの需要先は後背地に数多く存在し、需要先に不安はない。

 

表-5・13 電炉メーカの分布状況

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出所:通産省資料より取り纏め

 

2]銅スクラップ

銅スクラップの精錬業は、表-5・14に示すように、全国に8ヶ所存在する。関西には銅精錬所は存在しないが、中国・四国地方には全国の約50%にあたる処理能力をもつ精錬所が存在し、リサイクル拠点から発生する銅スクラップは内航船で運搬すれば、効率良く輸送することができる。

 

表-5・14 銅精錬所の分布状況

148-2.gif

出所:通産省資料より作成

 

3]アルミスラップ

アルミ再生地金メーカは表-5・15に示すように、関東、中部、関西の人口密度の高い地域に集中して存在し、アルミ飲料缶などの再生を行っている。したがって、関西地区でのアルミスクラップの販売先も不安はないといえる。

 

 

 

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