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4-2 家電リサイクル施設

 

2001年4月から本格施行される「家電リサイクル法」に対応するため家電業界に先駆けて1999年5月に稼働を開始した三菱電機(株)の廃家電・廃OA機器処理施設「東浜リサイクルセンター」を例にとって紹介する。

 

【東浜リサイクルセンター概要】

1]所在地:千葉県市川市東浜1丁目2-4

2]社名:株式会社 ハイパーサイクルシステムズ(廃家電処理)

株式会社 グリーンサイクルシステムズ(廃OA機器処理)

3]工場敷地面積:約16,000m2

4]処理能力:廃家電60万台/年、廃OA機器40万台/年

 

【処理施設の概要】

東浜リサイクルセンターの処理フローを図-4・2に、破砕・選別工程図を図-4・3に示す。当リサイクルセンターは廃家電と廃OA機器の処理を共働することにより、設備の稼働率を上げ、コストの低減を図っている。

 

また、2期工事として、廃家電処理から発生するプラスチック類の処理プラントの建設を行っており、その処理フローを図-4・4に示した。

さらに、同社は他社製品についても委託があれば処理するとの姿勢を示しており、排出事業者が委託した処理の在庫状況や進捗情報、リサイクル率などの管理データがリアルタイムで提供できる「電気・電子機器リサイクル管理・情報システム」も構築しており、その概要が図-4・5に示されている。

 

同社は家電業界の先陣を切ってリサイクルセンターを立上げ、リサイクルに関する積極的な姿勢をアピールしている。リサイクル率の定義も、高炉原料化など委託費をつけて外部に渡す分はリサイクル率にカウントせず、自社内で再資源化する率を「再商品化率」と定義して、厳しい目標管理を掲げている。現在プラスチック処理施設の建設を進めており、再商品化率向上への実効的な取組みを行っている。

 

 

 

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