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(7) 繊維廃棄物リサイクル

繊維廃棄物は年間100万トン強排出されていると見られるが、一部にウェス、古着輸出などリサイクルがされているが、そのほとんどは家庭からの一般廃棄物として市町村で焼却処分されている。衣類は天然繊維とポリエステルなどとの混紡が多く、そのリサイクルは困難とされているが、最近では作業服などでリサイクルを意図した単一繊維のものが製造され、リースとして会社全体の作業服をリサイクルするなどの動きもでてきている。

また、ペットボトルの分別回収が進むと、その再生原料の需要面での用途を確保する必要があり、作業服やカーペットなどへの用途展開がさらに求められるようになる。グリーン購買などのリサイクル製品の需要拡大をはかり、リサイクルが需要の面から挫折しないようなバランスをとることが重要である。

 

関西地域は、前項の表-3・32の特化係数でみられるように、大阪、京都で繊維およびその関連産業の集積が高く、繊維製品の商社・卸業も大阪に集中している。さらに泉南地域・和歌山県橋本市のタオルやパイル織り、絨毯・カーペット、西脇市の播州織りなど繊維関連産業の集積地が数多く存在する。神戸市もファッションの町としてアパレルメーカの本拠が多数存在しており、関西は繊維関連産業のメッカともいえる。

 

そこで、神戸港湾地区のリサイクル拠点の役割は、ペットボトルからの再生原料利用も含めて繊維リサイクルに必要な生産施設や研究施設を整備すると共に、東南アジア・中国の縫製産業をも含めた繊維関連産業トータルの循環物流を統括する流通システムのコントロール基地としての機能を担う方向が求められる。

 

 

 

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