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パソコンの構成素材は、表-2・17に示すように、金属の比率が比較的低く、シュレッダーで破砕して有価物を取り出そうとすると、リサイクル率は40%程度しかないとされる。また、「はんだ」に由来する鉛やボンディング材の金が含まれるプリント基板は、再利用や金の回収が一部なされているが、ほとんどはシュレッダーダストとして埋め立て処分されている。今後リサイクル率を上げようとすると、プラスチックの処理とプリント基板の処理が課題になる。

 

表-2・17 パソコン等の素材構成比

出所:(社)日本電子鋼業振興会

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2]コピー機リサイクル状況

コピー機の国内出荷台数推移は表-2・18に示すように80万台前後、重量にして6万トン程度である。これらの97.5%は事業所系で、2.5%が家庭系である。事業所系は、そのほとんどがリースであり、使用年数や回収ルートが明確なものがほとんどである。

したがって、リースバックされた使用済みコピー機は、高い回収率で製造事業者が再生処理しており、使用年限や寿命が明確で品質管理上問題のない部品は再利用され、組成のはっきりしている材料は再加工して利用するなど、リサイクルは家電やパソコンよりかなり先行している。

 

表-2・18 コピー機国内出荷量の推移

出所:産業構造審議会・廃棄物・リサイクル委員会資料

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