日本財団 図書館


(1) 一般廃棄物

一般廃棄物とは、産業廃棄物以外のもので、主に日常生活から排出される「家庭ゴミ」と「し尿」、有害性・感染性のある「特別管理一般廃棄物」を指し、これらは市町村の固有義務として処理することが義務づけられている。

 

一般廃棄物の排出量は図-2・3に示すように、1990年までは緩やかに増加傾向をたどっていたが、その後5,000万トン/年強でほぼ横ばい状態にある。国民一人当たりの排出量は1日当たり1.1kg程度である。

 

026-1.gif

図-2・3 一般廃棄物総排出量の推移

(出所:厚生省資料)

 

一般廃棄物の処理フローは、1995年度ベースで見ると図-2・4に示すように、直接焼却される割合が76.2%、直接埋立が11.5%で、再資源化のために中間処理にまわされるのは613万トン・12.3%に過ぎず、最終的に再資源化される量は278万トン、5.6%となっており、依然として一般廃棄物の処理は焼却に頼っていることがうかがえる。

1995年での、上記の再資源化量と住民団体によって資源回収された集団回収量の240万トンを合わせたリサイクル率はほぼ10%程度となる。この合計のリサイクル率の推移を見たのが図-2・5に示されているが、年々リサイクル率は上昇している。1997年からは容器包装リサイクル法が施行され、消費者の分別排出、自治体の分別回収がさらに進むことから、リサイクル率もさらにアップするものとみられる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION