2. (仮称)国際ビジネスサポートセンター(第一期)整備プロジェクト
(仮称)国際ビジネスサポートセンターは、外国・外資系企業に良好なオフィススペースと工場等として利用できるWAM(倉庫、組立、製造)スペース及び研究スペースを供給するものであり、異なる機能が一体として整備される西日本初の複合施設である。
入居企業は、オフィスと製造スペース、あるいはオフィスと研究スペースというように、自由に異なる施設を併せて借りることができるため、経営の効率化が進められる。
1) 施設の概要(予定)
(1) 施設概要
・構造・規模
鉄筋コンクリート造 地上6階建
・延床面積
第一期 10,785m2(第一期 約9,000m2、全体約20,000m2)
・建物用途
賃貸オフィス、賃貸WAM・ラボ
・予定地
ポートアイランド第II期内
(2) スケジュール
・2001年 6月 完成
(3) 建設・管理主体
(財)神戸市都市整備公社
2) 整備による効果
外国・外資系企業の神戸への進出が容易となり、事業展開が活発に行われることが期待され、これにより以下の効果が想定される。
・日本にはない技術の移入による既存産業の高度化
・地元企業に対するビジネスチャンスが生まれる 等
3) 立地に際する優遇措置
・今後、事業主体は民活法の認定により、建設費補助やNTT無利子融資を受けることができる。加え、神戸起業ゾーンの中核施設の認定により、固定資産税及び都市計画税については、3年間1/2の軽減となるほか、低利融資を受けることが可能。
・入居する外国・外資系企業は、神戸起業ゾーンの特定事業の認定により、1社あたり、1,000〜2,000円/m2、最高で年間3,600万円の家賃補助を受けることが可能。