(2) 商品、サービスの内容
・実運送、運送手配。
・輸送機関、輸送業者決定支援
・保管、在庫管理(ベンダー管理を含める)。
(3) 経営・事業運営の仕組み
・航空貨物フォワーダの出身。倉庫施設、トラックを有している。倉庫は、全米に20程度あり、特定顧客向けにカスタマイズしたものもあれば、多目的に利用できるものもある。
・1998年の11月に会社を運輸部門とサプライチェーンマネジメント部門の2つに大きくわけ、サプライチェーン部門に力を入れる。同時にUPグループからもスピンオフしており、現在独立系となる。
(4) 情報通信技術の活用状況
・物流管理(在庫管理、入出庫、貨物トレース、B/L)。在庫管理情報については、関連主体間(顧客、サプライヤー)からアクセスできるようになっている。
・商流管理(料金請求、パーチェスオーダー等)
(5) 成功要因
・シリコンバレーに本社があることから、ハイテク関係の物流実績が豊富で調達物流のマネージメント能力に優れる。
(6) 現状の問題や課題
・小売業者等の物流管理の受託。
・ロジスティクスを包括的に3PLに委託するケースは少なく、生産計画や販売計画等の部分は企業のコアコンピタンスとして荷主に残っている。また、荷主側独自のシステムとスカイウェイのシステムが合致していないとの問題点もある。
(7) 日本の市場について
・自ら日本市場に進出することは当面考えていない。顧客には日系企業も含まれており、日本の物流企業との協力関係を構築していく必要があると認識している。