注)サンプル数は463社で、このうち114社がFortune誌500の企業である。
出所)JOURNAL OF BUSINESS LOGISTICS,Vol.20,No.1,1999
(2) 米国における3PL事例
米国では3PL事業が収益を高める物流分野の有望な1方向であるとの考え方から、トラック事業者等の他、卸売業、フォワーダー等、輸送手段・物流施設を有さないノンアセット系の事業者の参画も積極的にみられる。
米国における3PL事業展開企業の特徴として、どの企業も物流全体のコーディネート力、専門的な物流分野ノウハウ、さらには顧客に完全対応した物流システムへの変更等、スペシャル化がみられる。
また、この事業を実施している企業が大企業に加え、次表に示すような比較的規模の小さな企業も参加している。その場合、顧客への密着対応が特徴となっている。