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3]海上物流インフラ

阪神港と京浜港との海上ネットワークを方面別就航状況からみると、阪神港では航空に比べ、それほど就航数が劣っている状況にはない。逆に、東アジア、東南アジア方面での就航便数の充実がみられる。

 

図1-16 方面別就航便数

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注)フィーダーサービスも含む

出所)株式会社オーシャンコマース

「国際輸送ハンドブック(1999年)」よりNRI作成

 

4]ベイエリアでのFAZの展開状況

当該地域にはFAZとして、関西国際空港地域、大阪港地域、神戸港地域と3つのFAZ(輸入促進地域)を有するわが国でも稀な地域となっている。前者が航空輸入、後者2つが海上輸入を主としている。

他の多くのFAZ地域と同様に当初計画していたほどには機能展開が進んでいないが、大都市圏内FAZということから集客機能の整備が進んでいる。

 

 

 

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