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(墜落)

 

災害事例 3

 

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発生日時 平成10年12月 水曜日 午前9時45分頃

発生場所 建造船 センターカーゴ・オイルタンク内

従事作業 タンク内作業

被災者 63歳 (勤務3年) 外傷性緊張性気胸により死亡

 

発生状況 本人を含む4人一班がウオーターバラストタンクの清掃作業を行なおうとタンク内を確認したところ、足場解体中だったため、予定を変更してセンターカーゴのオイルタンクを清掃することとした。タンクに入ったところホリゾンタル上にゴミがあったため作業範囲を拡大し、ホリゾンタルと順次清掃を行ない、ポンプルームの屋上に移った。屋根上を船尾側から船首側へ清掃を行っていた最中、本人は足を滑らせ3m下の油圧パイプに落ち、さらに33m下のタンクトップに墜落した。

 

原因

1]予定作業を拡大変更した場所の墜落防止対策を講じていなかった。

2]作業指示した清掃範囲を越え、危険な場所に立ち入った。

対策

1]親綱展張用ピースを事前に取付け、必ず安全帯を使用するなど、墜落防止対策を講じてから作業する。

2]清掃作業責任者を監視人とし、常時作業を監視させる。

3]清掃作業責任者による作業区画の事前確認と適切な安全指示の徹底。

 

 

 

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