1. 主機関:船を推進させるための機械で、ディーゼル、タービン、ガスタービン、原子力エネルギーでタービンを動かす方式などがある。
2. 減速機:主機関の回転数を、歯車で低下させ計画回転数とするための機械
3. 補助ボイラー:蒸気発生器のことで、油を直接燃焼させる方法、主機関の排気ガスを利用する方法等がある。
4. 防火装置:排気ガス内の火の粉を船外に直接排出するのを防ぐ装置
5. 推進軸:主機関で発生したエネルギーをプロペラに伝えるための伝動軸
6. 推進器:推力を得るための装置(プロペラなど)で、シャフトから伝導されたエネルギーで船を前進させたり、後進させたりする。
7. 舵:船の方位を変えるための装置で、プロペラが発生させる水流を舵に受け、そのエネルギーを方向転換に利用する。
8. 煙突:機関室内の暑い汚れた空気を排出し、主機関の運転に必要な空気を取り入れるための風路等の役目をする。ディーゼルエンジンの場合は、煙突はあまり必要としないが、飾りや美観的な要素を含んでいる。