1.10 Gutenberg Universitat
(1) 訪問先
Prof.Dr.Werner E.G.Muller
Institut fur Physiologische Chemie,Abt.Angewandte Molekularbiologie Johannes Gutenberg-Universitat,Duesbergweg6,55099 Mainz,Germany
wmueller@mail.uni-mainz.de
tel:+49-6131-395910
fax:+49-6131-395243
(2) 訪問目的
バイオセンサー(BIOMARKプロジェクト)に関するヒアリングを行うことを目的とした。
(3) 訪問結果
グーテンベルグ大学Prof.Dr.Warner E.G.Muller氏とバイオテクノロジーの最端分野、およびBIOMARKプロジェクトに関して意見交換を行った。Muller教授の研究概要は、下記の通りである。
1] 研究のフィールドについて
・海洋生物はリッチな環境が必要である。地中海に多くのフィールドがある。
・マルセイユ(フランス)
・ナポリ(イタリア)
・ローイング(クロアチア)
このうちMuller教授はクロアチアをフィールドにしており、マインツ大学の教授であるとともに、クロアチアのZegreb大学の教授であり、かつクロアチアのサイエンスアカデミーの会員でもある。試料はクロアチアの海から入手している。
・ベルゲンは10種類の海綿しか得られないが、ここでは50種類以上の種が得られる。
・クロアチアの研究は、1] 海綿の海洋養殖(Mari Culture)、2] 環境研究(Environmental Studies)に分かれる。前者については特許をもっている。また、後者は魚毒などの研究である。