日本財団 図書館


・第1分野:造船(競争力および生産性の向上)

・第2分野:海運および水上輸送(モビリティとインターモダリティ、情報化)

・第3分野:関係および支援活動(情報化社会、人間のポテンシャル)

・第4分野:沖合エネルギー(エネルギーと環境)

・第5分野:生物資源

・第6分野:海洋の環境を破壊しないで維持するための海洋資源および支援技術(エネルギーと環境、市民のためのサービスとシステム)

 

4.2.3 MARINTEK

 

海洋分野の研究開発(海運、漁業、海洋技術開発)、産業化関連情報の収集を目的として、MARINTEKを訪問した。MARINTEKは、3つの会社と8つの研究機関からなり、海洋分野の研究開発を事業として行っている研究会社である。対象としている分野は、海運、漁業、エネルギー等と幅広い。

 

[EUとの関係]

・8百万NOKがEUからのファンドである。

・EUに対するプロポーザルの約75%が採択された(3ヶ国以上で、先進国/途上国に参加によるプロジェクトとして)。

 

[産業界への寄与]

下記の分野で貢献している。

・沖合石油/ガス産業

・造船産業

・海運産業

・海洋設備産業

 

[MARINTEKのポリシー]

1] 新しい先端製品のプロトタイプをつくる。

2] 新しい先端サービスをつくる

3] 人的、環境的側面および資金的なリスクを低減する。

 

[次のテーマ候補]

・ロボティックス

・石油開発の水中操作技術

・欧州宇宙機関と取り組んだ衛星利用プロジェクト

・EUレベルでみた最大の課題は、「食糧」としての海の活用であろう

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION