1.3 調査研究の実施方法
本調査は、平成10年度と同様に以下の方法によって実施した。
(1) 21世紀の海洋利用の方向性を広く把握するために、学識経験者による検討委員会を開催し、調査の進め方および調査内容を検討した。この委員会では、分野横断的な議論を形成するために各委員の専門分野における最新の話題のご紹介を随時行っていただいた。
(2) 独自の調査により、海洋関連技術および新技術シーズの体系化を実施した。これを道しるべとして、新規技術展開の可能性等に関して議論した。
(3) 海外動向に関しては、文献調査のみならず、現地調査を行い、可能な限り最新の情報を取り入れた。
・欧州地区調査(英国、ノルウェー、スウェーデン、ドイツ、フランス)
・北米地区調査(米国、カナダ)
(4) 本調査では、21世紀において我が国が取り組むべき「海洋分野における新たな技術確立に資するような特徴のある研究開発テーマ」を取りまとめることを狙った。