(b) データ交換の概要
アダプターにおける、すみれF→PM方向の変換の処理内容を以下に示す。
・すみれFモデルから変換対象のデータを抜き出し、中間ファイルを生成する。この処理機能は、前項で述べた5つの機能に対応して用意されている
・仮想CADリポジトリアクセスサービスを用いて、中間ファイルからPMへ情報を書き込む
(c) すみれF→PMデータ交換実行結果
アダプターの機能を確認するため、アフラマックスタンカーのデータを用いてデータ交換実験を実施した。交換対象はすみれFの配管モデルとし、系統情報及び部品情報を読み込み、すみれFの画面で鳥瞰図表示したものを図5.4-14に示す。
また、アダプターの艤装部品情報アクセスサービスを利用して、このすみれFモデルからPMに艤装部品情報を伝達した結果を、ビューアにて鳥瞰図表示したものを図5.4-15に示す。同様に系統情報アクセスサービスを利用して、PMに伝達した系統情報をProdEditorにて表示した結果を図5.4-16に示す。