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図5.3-14 船殻取付姿勢によるグルーピング

 

(イ) 艤装品分野による手順設定

配管の取付や電線の敷設など、作業担当者の所掌の異なる艤装品は作業者の仕掛かりの時期に対応して作業時期が異なるため、それぞれまとめて扱った方が扱い易い場合が多い。それで、艤装品の種類ごとにグルーピングするルールを用意して、組立ツリーの作成をサポートすることとしている。

具体的には、以下に示すように部品インスタンスフレームのタイプの値を参照する。

・#部品インスタンスの例:

(defFrame M4001:class 部品

(タイプ gMachinery)(重量100)(殻艤 艤装)(系統(OT007 OT005)))

 

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図5.3-15 艤装品分野によるグルーピング

 

(ウ) 艤装品同士の手順設定

配管・鉄艤品などの各分野の艤装品について、艤装品同士の関係情報を手繰っていくことで、一品ごとの組立手順を設計するルールで、具体的には、パイプサポートや機器などの取付の基準となる部品を指定し、数階層分の関係情報でつながっている部品を見付けることとしている。以下にインスタンスの例を示す。

 

 

 

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