工程設計アプリケーションの設計対象として扱うブロックのデータは、工程設計アプリケーションを実行するPC上のデータファイルである。それで、このウィンドウに表示されていないデータを対象として工程設計を行いたい場合は、PMデータの読み込みを行ってから工程設計を行う。
(b) PMデータの読み込み
工程設計アプリケーションのメニューから、対象船の名前、対象ブロックの名前などを指定して実行し、PC上にフレーム表現によるデータファイルと、VRMLによる幾何情報ファイルを自動生成する。
この操作は、ブロック内に含まれる部品数などによって書き出しに時間がかかる場合があるので、工程設計の直前に行うのではなく、開始前に、あらかじめ必要なブロックの情報を読み込んでおいたほうが良い。
(c) 基本画面
工程設計アプリケーションは、中間製品ツリーのエディタ画面を中心として、対象部品の詳細情報や幾何の表示画面、自動設計ルールの選択画面及び工場資源情報の表示画面などを持ち、これらを組み合せて作業を進めて行く。
基本操作画面を図5.3-5に示す。