日本財団 図書館


179-1.gif

図5.3-2 工程設計アプリケーションシステム構成

 

以下に各システムの詳細を述べる。

(1) メインプログラム

メインプログラムは、中間製品を中心とした各製品情報の操作や手作業による編集を行う機能を中心として、知識ベースシステムの操作、幾何表示、プロダクトモデルとの接続などを行えるようにGUIを用意したもので、C++言語を用いて実装した。

このアプリケーションが実行される際には、頻繁に製品の情報の検索が行われるが、この時点でPMの情報に反映させる必要は無く、工程設計を行うフェーズにおいては、設計変更などによってPMの情報が頻繁に更新されることは考えられないので、工程設計を行うために必要なデータは、PMのサブセットとして全て取り込み、システム内に保持しておくこととした。従って、工程設計時にはPMとのやり取りはなく、確定した工程設計結果のみがPMへ返されることとした。

(2) 知識ベース

自動工程設計機能を実現するため、一般に知識ベースと呼ばれる機能を実装した。これは専門家の持っているノウハウを知識表現言語で表現してコンピューターに格納し、これを利用して推論を行い、専門的、かつ高度な問題を専門家と同等の能力で解決するシステムである。本アプリケーションでは、PC(Windows)上で構築できる知識表現言語としてKBMSを採用している。

知識ベースで用いるルール知識は、テキスト形式の知識ソースファイルとしてPC上に保存し、自動生成や制約チェックの際に知識ベースに読み込んで実行することとしている。

(3) ブラウザ

幾何情報はVRML形式でプロダクトモデルから取り出して表示することとし、これを表示するためにメインプログラム内にブラウザ機能を組み込むこととした。また、VRMLを表示するためのプラグインソフトウェアとしてMicrosoftVRML2.0Viewerを採用している。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION