図のe1〜e4は、PM内のモデル生成、必要なアプリケーションの起動、設計者同士の情報交換等の、設計者がアクティビティやワークエレメントの実行に付随して発生する「イベント」である。一つ、あるいは複数のイベントから、新規のワークエレメント追加や、実行中のアクティビティやワークエレメント等、プロセスの実行状況を推論することが出来る。
エージェントは設計者のイベントを常時監視し、ワークエレメント同士の依存関係が設定されたことを示すイベントが発生すると、このイベントをトリガーとして、プロセスモデルに依存関係情報を追加定義し、モデル情報を更新する。
(2) アクティビティとワークエレメントのステータス
高度造船CIMにおける協業支援システムでは、全てのプロジェクトのメンバーは、PM等のプロジェクトに必要な全てのデータを、その完成度に関係なく全て参照できると考えた。それで、作業のステータス(情報の確定度)を表現する情報をアクティビティとワークエレメントに各々持たせることにした。
並行作業を進める際、各設計者はプロセスモデルのステータス情報によって、関係する作業の確定度を確認できる。アクティビティ及びワークエレメント単位にステータス情報は保持し、そのレベルは、未着工、実施中、仮確定、確定(完了)の4段階とした。