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7. おわりに

 

1997年に第4回AMETIAPを東京で開催することが承認され、そこから2年間、多くの方々のご協力とご支援に支えられ、その結果AMETIAPとしては最大の参加者を集めることができました。その参加者全員が何事もなく無事に会議に参加できたことが、この会の運営に携わった者として最大の喜びです。外国から参加された方から帰国後、クリスマスカードを頂きましたが、その中で日本での会合は素晴らしかったと申しておりました。これは会議運営のために庶務や行事に参加いただいたスタッフ、そして本会議にご参加いただき、会議を盛り上げていただきました日本側参加者のご努力によるものです。この場を借りましてお礼申し上げます。

AMETIAPは生まれたばかりの団体ですが、海事社会の位置付けとして見ますと、非常に多くの船員を教育している機関の集まりです。この地区で世界の60%を越す船員が教育されています。我が国の海事社会もこうした教育機関の卒業生により支えられていると言えます。こうした中にあってAMETIAPを東京で開催したことは、先進海運国としてAMETIAPの中でどのような役割を担うことができるか考える機会になったのではないかと思います。これを機会にこれからのAMETIAPの活動につきまして、末永くご支援いただければ幸いです。

最後になりましたが、本会議の開催をご支援いただきました日本財団、(財)日本海洋振興会、会議の実行につきご支援いただきました運輸省及び文部省を始め、海事関係機関・団体、そして実行委員としてプログラム実行に参加いただきました実行委員各位に対して厚く御礼申し上げます。

 

平成12年3月

AMETIAP99 実行委員会委員長

東京商船大学教授

今津隼馬

 

 

 

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