(2)基調講演と討論
今回のAMETIAP99会議の特徴は、テーマである「効率的で安全で清潔な海運産業のための教育」について、それぞれの海事関連機関の立場からの講演を依頼する形式で進めたことである。このため次の5機関に基調講演を依頼した。基調講演を行ったのは次の5名であった。
・Gilvert Feng (ASF: Asian Shipowners Forum)
・梅本哲郎 (ISF: International Shipping Federation)
・和田茂 (ITF: International Transport Workers Federation)
・Bala Subramania (ILO: International Labor Organisation)
・Gao Deyi (IMLA: International Maritime Lecturers Association)
この基調講演は記念写真やコーヒーブレークを挟みながら行われ、続いて講演者によるパネルディスカッションが行われた。会場からは活発な質疑があり、海事教育機関から送り出す人材に対する需要など、現在の海運産業との間にある種々の問題について、パネラーと質問者の間で活発な討論が行われた。