6. 1999年アジア太平洋地区海事教育・訓練機関連合会議の概要報告について
6.1 第6回AMETIAPエグゼクテイブ委員会
12月6日午後、AMETIAPの第6回エグゼクティブ委員会(メンバーはシンガポールポリテクニック、上海海事大学、オーストラリア海事大学、香港ポリテクニック、東京商船大学の5機関)をホテルマリナーズコートで行い、
・第3回総会(前回の上海)後に開いた第5回エグゼクティブ委員会での討議結果の確認
・第3回総会で上がった懸案事項(1999年度のAMETIAP作業計画)についての確認
・今年度の収支決算
・事務局長Mr. Rod Shortに対する謝金等の支払い
・今回の会議の運営
・会議後のAMETIAP総会の運営(新しいエグゼクティブ委員メンバーの選出案を含む)
・次回の会議開催予定
等について話し合った。この時の資料を参考資料1として、またその議事録を参考資料2として添付したので参照されたい。エグゼクティブ委員会終了の後、エグゼクティブ委員と日本側行事委員により会場の設営などについて現場を見ながら最終調整を行った。
6.2 1999年アジア太平洋地区教育・訓練機関連合会議の概要
AMETIAP99は1999年12月7日と8日の両日、ホテルマリナーズコートにおいて開催された。この会議に参加したのは18カ国からの32機関(日本の参加機関を除く)、総勢95名(外国から35名、日本から60名)であった。ここでは7日と8日に行われたAMETIAP会議の概要について述べる。
(1)オープニングセレモニー
12月7日(火曜日)9時、オープニングセレモニーにより1999年のAMETIAPは開始した。セレモニーでは次の6名による歓迎スピーチが行われた。
・杉崎昭生(東京商船大学学長)
・三隅田良吉((財)日本海技協会会長・AMETIAP99組織委員会委員長)
・谷川和郎(運輸省海上技術安全局船員部長)
・寺島紘士(日本財団常務理事)
・梅本哲郎((社)日本船主協会船員対策室長)