(注)福岡国際交流協会の相談統計資料から作成。
ウ. ボランティア対応型
民間ボランティア団体等における相談活動は、多くは、法律、医療・保険、労働問題等特定の専門分野に関するもの、あるいは留学生や青年又は国籍など相談対象を特定するものとなっているが、ここでは幅広く生活一般に係る総合的な相談活動を例に相談活動の動向をみる。
〔国際交流ボランティア(横浜市)〕
同ボランティアについては、先の項でも紹介したところであるが、横浜市国際交流協会(財団法人)からの業務委託を受けて、横浜市内4か所(横浜、青葉、港南、保土ヶ谷)に開設されている国際交流ラウンジで外国人情報提供・相談を実施している。その活動実績は、平成10年度11,592件に達している。
その内訳をみると、次のとおりであり、特に目立つのは、「学習」関係や「イベント・人材紹介」関係の実績が高く、こうしたところにこのボランティアグループの活動の特色がみられるほか、日常生活関連の「交流」「住居」「教育」「医療・保健」などや、行政サービス関連の「出入国・外国人登録」「保健・福祉・環境」などの分野についての相談にも満遍なく対応しており、極めて広範囲な活動内容となっている。
また、この4地区の活動は、同様な活動形態であっても、次表にみられるようにどのような活動に重点を置くか、それぞれ異にしている。公的機関の場合画一的な運営になりがちであるが、ボランティアが中心となる活動や運営の一つの特徴がみられるといえる。