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3. 開催場所・日時等

 

(1) 国際サンゴ礁シンポジウム

 

1] 日時:平成12年2月23日(水)9:00〜17:00

24日(木)9:00〜17:00

2] 場所:日本海運倶楽部 2Fホール(東京都千代田区平河町)

3] 主催:海洋科学技術センター

4] 後援:科学技術庁、日本財団

5] 言語:日本語および英語(同時通訳)

 

(2) シンポジウム事前打合せ

 

1] 日時:平成12年2月22日(火)13:30〜19:30

2] 場所:日本海運倶楽部 301号会議室(東京都千代田区平河町)

3] 内容:シンポジウム事前確認/打合せを目的として、主に外国人講演者を対象に、発表内容/方法の確認、通訳との打合せ、専門用語等の確認、通訳用資料の収集を行った。また発表に使用する機材の作動確認や会場準備、機器の配置確認、会場係員との事前打合せ等を実施した。

 

(3) 海洋科学技術センター訪問

 

1] 日時:平成12年2月25日(金)6:30〜12:00

2] 場所:海洋科学技術センター(横須賀市夏島町2-15)

3] 内容:主に外国人招聘者20名が海洋科学技術センターに来訪し、海洋科学技術センターの概要説明を行った後、潜水シミュレータ、DEEP BATH、及びしんかい6500の見学を行い、日本の海洋研究を紹介した。なおセンター来訪前に東京築地の都中央卸売市場を視察した。

 

4. シンポジウム結果報告

 

シンポジウムは平野理事長の“日本においてサンゴは、昔話やお伽話により“金、銀サンゴ、綾、錦”という言葉で親しんでいるように、貴重な宝物、非常に大事なものであるという認識がある。また近年は、このサンゴが地球環境変動の生物的な指標になると考えられ研究の対象として重視されている”との挨拶と、池田科学技術庁研究開発局長の“1992年のリオデジャネイロで開催された地球サミットのアジェンダ21には、持続可能な開発のための人類行動計画が採択されており、サンゴ礁はマングローブ林とともに地球上で最も多様で総合的かつ生産的で、地球生態系において非常に重要な機能を果たしている。さらに近年このサンゴ礁が地球環境変動に非常に敏感に反応することが判明し、非常に注目を集めている”という挨拶に始まり、2日間、5セッションからなる33件の研究発表が行われた(別添1-プログラム参照)。

参加者の国籍は米国、豪州、フランス、タイ、イスラエル、インドネシアと日本の7カ国にわたった。セミナーの外部参加者は、大学、研究所等が64名、その他専門学校一般市民等が20名、マスコミ関係者9名、後援の科学技術庁と日本財団より5名、海外からの講演者21名、国内からの講演者と前日に開催した海洋生態系研究委員会及び科学潜水研究会の関係者24名、海洋科学技術センター関係者(理事長、シンポジウム参加者)32名を含めると参加者総数は175名であり、1日目後半から会場の椅子を増設するほどであった。

 

 

 

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