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(3) 200〜500GT未満、500〜1,000GT未満

このクラスの船舶もほとんどが貨物船、タンカーで占められるが、その他に液化ガス船やセメント船などが見られる。

航行経路は200GT未満の航行経路と同様に潮岬半島と自主設定分離通航路の北端との間の水域を利用しているが、一部、自主分離通航水域付近を航行している船舶が見られる。

ただし、航跡などからみて自主分離通航路に対する利用意識は少ないものと推察される。

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図6.7 200〜1000GT未満の西航船における航跡

(4) 1,000〜3,000GT未満、3,000〜6,000GT未満

このクラスの船型ではコンテナ船や自動車専用船などの航行がみられ、航跡図および度数分布をみると潮岬半島と自主分離通航路北端間の水域を利用する船舶も見られるが、自主分離通航水域設定付近の海域を通航する船舶も多くみられるようになり、図6.8および図6.9に示す東西方向別の航跡図をみると当該通航路を利用しているようすもみられる。

 

 

 

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