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4.7 自主分離通航水域の設定が望まれる他の海域

現在、自主分離通航方式が設定されている海域の他に必要と思われる海域についてアンケートを行った。

得られた回答(124サンプル)のうち比較的回答数が多かったものを抽出し表4.12に示し、概略位置を図4.9に示す。表中の「主な対象」とは必要海域を回答した主な船の種類(外航、内航、フェリー、漁船)を表している。

設定要望の理由としては、ほとんどが交通流の整流化と霧中などの視界制限状態時での安全航行を目的とした意見が多く、その要望対象も外航、内航、フェリーなど広範囲にわたってみられた。また、その他の要望海域として紀淡海峡(友が島水道)、足摺岬沖などの意見も見られた。

表4.12 自主分離通航水域の設定が望まれる他の海域

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その他の意見 紀淡海峡H、足摺岬I

 

 

 

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