3.3.2 解析上の条件(パラメータ)の設定と解析方法の検討
3.3.2.1 データ解析の考え方
既存の追尾技術で高速船が追尾でき、追尾性能が劣化しないことを検証するためのデータ解析案をつぎのとおり考える。(なお、従来技術の追尾結果を評価基準とした)
条件1]
背中合わせのレーダーアンテナから交互に得られる船舶の映像に差が無い場合を考慮
条件2]
背中合わせのレーダーアンテナから交互に得られる船舶の映像に差が有る場合を考慮
条件3]
障害対策用として片系からのレーダー映像が得られない場合の片肺運転を考慮して解析
3.3.2.2 解析装置の構成
解析システムの装置構成例をつぎに示す。
3.3.2.3 データ解析案
収録したレーダーデータを使用し、従来処理(6秒毎)及び新方式処理(3秒毎)の追尾結果を比較評価(追尾速力と追尾状況を比較検討など)し既存の追尾技術で高速船が追尾でき追尾性能が劣化しないことを確認する。
条件1]
背中合わせのレーダーアンテナから交互に得られる船舶の映像に差が無い場合の評価用
条件2]
背中合わせのレーダーアンテナから交互に得られる船舶の映像に差が有る場合の評価用
条件3]
障害対策用として片系からのレーダー映像が得られない片肺運転の場合の評価用(注1)
(注1) 条件3]の評価用として検討段階で不採用となった案については参考資料1参照