ここでは、時間遅れを以下のように定義し、それぞれの時間遅れについて計測を行った。
1]シャッターの時間遅れ
トリガー信号発信からシャッターが開くまでの時間遅れ。
2]システムの時間遅れ
1PPS信号を確認してからデータ処理を行い、トリガー信号を発信してからシャッターが開くまでの時間遅れ。シャッター時間遅れとPCの内部処理に必要な時間遅れを足した値。
トリガー信号を送信してからシャッターが開くまでの時間遅れを、その間に繰り返される内部処理のループ数を用いて算出した。計測は100回以上行い、時間遅れの平均値を求めた。また、1ループの処理に要する時間は、1secにまわる内部ループ数より算出した。計測結果を表3.4.1に示す。