「スポーツ」
水泳の少女神話に幕
日本の女子競泳会ではつい最近まで、「高校生までが勝負」と言われてきました。実際、1992年のバルセロナでも、96年のアトランタでも、五輪代表の主力は中高生でした。しかし来年のシドニーでは、それがくつがえされそうです。
平泳ぎの田中雅美、自由型の源純夏、背泳ぎの中村真衣という過去と現在の日本記録保持者3人はいずれも大学生。3人とも中学生のときに頭角を現し、第一線で活躍しています。
中高生のトップ選手は、各地のスイミングクラブで、水泳に最適の環境の中で、幼い頃から才能を伸ばします。