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この方法では、親密度が高い単語から低いものを一定間隔ごとに選び出し、どの段階まで知っているかの境界を導き出すことで、語彙数を推定するというもの。データベース作りの為の単語の親密度調査では、40人の被験者に辞書1冊分の8万語を「文字を見た場合」「発音を聞いた場合」「文字と発音の両方の場合」でそれぞれ7段階に分類してもらいました。

このデータベースは、すでに高齢化や失語症による言語能力低下の検査やリハビリなどの医療分野、あるいは補聴器の性能測定への応用などで、研究が始まっているそうです。

 

 

 

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