名前をなかなか憶えてもらえなかった経験から、海外でも通用するように、伸ばす音の名前にしようと思っていたそうです。また、東京都のある会社員は、父親の仕事の関係で米国やチリに住んでいた幼い頃、名前を憶えてもらえなかったので、自分の子供は世界中どこでも通用する名前にしようと思っており、チリ中央部の都市「ラ・セレナ」にちなんで、長女に「セレナ」と名づけたそうです。
仕事などで海外に住む日本人の間でも、「海外に通じる名前」を付ける傾向が強まっています。ニューヨーク在住の会社員が、長女に「アメリカ人にも多く、日本にもある名前だから」と「エリカ」と名づけたり、また長女に日本風の名前の他に「キャサリン」というミドルネームをつけた銀行員もあるそうです。