熱で溶けるポリエステルやアクリルなどの合成繊維よりも、綿やレーヨンの方が燃え広がり易いとのこと。綿100%のパイル地やレーヨン混紡率の高いセーターなど、目が摘んでいて燃え易い素材では、わずかな炎の接触でも生地本体が燃えました。表面フラッシュが起きるのに警告表示がない製品もあったそうです。
空気が乾燥しがちな冬や車から降りた後など、摩擦で表面が毛羽立っているときには、特に表面フラッシュが起き易くなります。このため同センターでは、「火の近くでは毛羽立ちの少ない服を着るように注意してほしい」と呼びかけています。またバーナーが3つ以上あるタイプのコンロでは、奥のバーナーに手を伸ばしたときに手前の炎が服に触れる