観光コースの函館市内を見て回り、100万ドルの夜景と称される函館山へ。さぞかし素晴らしい事でしょう…と心中にて思いましたが、ガイドさんの「お客様は、どうされますか」と言う問いに、階段の昇降が有るとの説明に無理と判断し丁重にお断りしました。そうなんです、われわれ二人は視覚障害者なのです。それもほとんど見えていない状態なのです。おりしも観光シーズン中で、目的の函館山は夜景を見ようとする車の洪水でした。そこでドラマが生まれたのです。カーブを曲がりながら上るのですが、途中でドライバーさんの気転にてバスをストップさせ、ガイドさんの連係プレイで、ガイドさんはすぐに「お客様、右下側をご覧ください」との説明。