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セラミック製人工歯の入れ方には三つあります。一つは治療する歯の悪い部分を削りとって健康な芯の部分を残し、それを土台に帽子の様にすっぽり被せる手法です。二つめは歯の表面だけを削り取って元の歯と同じ色の0.6mm程度の剥片をセラミックで作り、接着剤でくっつけるものです。三つめはインプラントと呼ばれ、顎の骨にチタン製の棒を杭の様に打ちこみ、人工の歯の根を埋め込んで装着する手法。いずれも笑ったり話したりしても入れ歯の様に外れる事はありませんが、保険は適用されず1本10万円前後と高価です。

 

 

 

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