恩納村のリゾートホテルでは半日を過ごし、グラスボートに乗ってサンゴ礁に遊ぶ熱帯魚を見たり、イルカと遊んだりリゾート気分を満喫いたしました。せかせかと名所、旧跡を巡る旅とは違って、すっかりリフレッシュする事が出来ました。
でも摩文仁の丘の戦没者慰霊碑巡りは、紅潮しきっていた私を凍らせるものでした。広大な敷地に椰子や蘇鉄やハイビスカスが繁り、各県毎に芝生や舗装路で区画された中に慰霊碑は建っていました。「平和の祈りを沖縄から世界へ」の想いを込めて、ウェーブ型を模った御影石の碑が各区毎に林立しているのです。「新潟県はどこ?知ってる人はあるかしら」と碑の中を歩きながら、沢山の犠牲者への想いがこみ上げてきて、どうにも鎮める事が出来ませんでした。