<理想>は変化をもたらす原動力であり、国際法専門家のよき伴侶でなければならない。国際法専門家は、職業柄、或る分野における国家の実行を人類の福祉という原理の中に秩序付ける作業に参加すると言うまれな幸運に浴する。同様に、人類の福祉の原理を促進する為に、国際法専門家は、<現実>主義者であるべきで、同時に進歩の過程を通じて<理想>の真実のパートナーになるべきであろう。<皮肉>を差し挟む余地は無く、国連海洋法会議の会議場がそうであったように、<皮肉>に対しては会場を提供する余地も無い。
(了)
訳注:原文は超長大な文章が多いため、文脈に沿いつつ、可能な限り文章の短節化に努めた。