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3]事業を終えて

・事業推進のために黒部まちづくり協議会メンバー中心にプロジェクトチームが編成され、事業企画検討が深められると同時に、市内各種団体に対し本事業の意義の広報と参加の呼びかけがなされた。運営には同協議会ワークショップメンバーが数多くボランタリーで参加していただいた。特に「花いっぱいWS」では会場の飾り付けに総力を挙げていただいた。(黒部プロジェクトチーム)

・今後の国際交流事業の展開に継続的な協力体制ができたものと考えられる。

・海外招請者の4都市とは今後も情報交換しながら連携しつつ、交流を深めていくことが大切であると考える。このような継続的な取り組みについても引き続きエコモ財団、国際観光振興会の支援をお願いしたい。(黒部プロジェクトチーム)

・この事業は、黒部における「まちづくり」運動に国際的な視点を加えるきっかけを与えた。また「まちづくり」は日本だけのテーマではない、歴史と伝統のあるヨーロッパの小都市でも古くて新しい大きい課題なのだということを教えてくれた。黒部が今後、海外からも人を呼び人的交流を拡大することに大きな自信となり、また国際交流の意義・重要さへの共通の意識の醸成に大きく寄与した。(黒部プロジェクトチーム)

・最後に、予算が許せば、招請者にもう1―2泊して頂き、日本の理解を深めて頂くことが非常に有益であろうと感じた。少なくとももう一泊あれば市内視察に十分な時間をかけることによってより具体的な提言も引き出すことができたかもしれない。(黒部プロジェクトチーム)

・地元の事務局体制がしっかりと組織されており、準備・実施・事後処理を通じて円滑な運営が行われていたことから、交流事業における地元の管理体制の重要性を改めて認識した。(交通エコモ財団、国際観光振興会)

 

 

 

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