なお、各委員の主な意見は以下のとおり:
・海外交流事業には行政サイドからも参加してもらいたい。また、様々な世代、特に女性の参加を期待する。
・各分野に精通した人の参加を期待したい。
・多くの人が参加できる広報の仕掛けがほしい。
・話を聞いてくるだけでなく、自分の足で歩いて海外の優れた点を見てくるようにすべきである。
・調査、研究項目はもっとポイントを絞るべきである。
・全国に例を見ない官民学の協力体制を築き「別府方式」を示してもらいたい。
・大学は人材の育成、温泉文化の発信等に協力したい。
・別府からの発信機能が欠けている。本モデル事業の成果を全国の温泉都市ヘ発信するよう望む。
・別府八湯における「個性化と連携」はまさに今後のキーワードとなるだろう。
(2) 第2回実行委員会
日時:
平成12年2月8日(火) 13:30〜15:00
場所:
別府市ビーコンプラザ小会議室
議題:
1]平成11年度事業を振り返って
2]平成12年度事業の見通し
内容:
事務局より平成11年度事業として実施した欧州(ドイツ、イタリア)での交流拡大事業及びハンガリー、イタリア、フランスから有識者を招請して国内での交流事業の結果報告、また来年度に向けての事業見通しについて説明。
なお、各委員の主な意見は以下のとおり:
・スポーツ治療の中に温泉の活用を考えたら良いと思う。
・海外でリュウマチに別府温泉の治療の話題を聞いていたが、内部(国内)では情報が入ってこない。別府八湯の各効用の情報発信を望む。
・日本の保健制度の現状から、温泉治療の前に温泉を予防治療として活用することはどうか。
・伝統ある「別府の湯治の文化」の維持と再生が重要である。
・温泉地での治療のみならず楽しみながら過ごすメニューを用意すれば、訪れる効果も増す。
・別府には、「ゆかり」の場所が多くあると思うが、表示がなかったり、見当たらない。観光客誘致には、必要なことである。
・新聞・テレビ等からの情報の発信が別府の大きな活性化につながる。
・インターネットを活用した交流は大きな広がりがある。
・国内在住の外国人を対象に別府温泉文化を理解してもらうための旅行商品を造成してはどうか。
事務局より、平成12年度事業としては、今年度事業を踏まえ温泉・治療に係る分科会を開催し、別府温泉文化を更に検討のうえ別府を広く外部へ発信する事業を進めたい、旨の提案があった。