4. 支援協力への希望
2005年の千代女生誕300年に結びつける事業にしたいので、資金面での支援を希望している。事業内容として俳句セミナー、俳句大会、国際交流会を開催する。
5. 事業への熱意
本事業は松任市国際交流協会主体で動く事業である。俳句協会は高齢者が多く、実務的に動き回る業務はできない。どうしても行政、協会が引っ張っていくことになろう。事業への熱意はあるものの、協会によれば、本年度の他の行事も決まっていること、国内での俳句大会等内容的には重複することから、決定されれば、協会で企画案のつめを行い、地元の実行委員会を立ち上げることが主になり、事業は来年度になろう。
6. 所感
本事業は、俳句という比較的地味なテーマであるが、文化性の高いものである。つまり、俳句への造詣を深め、俳句を双方で詠むことによる交流である。海外の俳句愛好者を招請し、日本側の愛好者のグループと交流させることにより、俳句の国際的な面がでてくるが、その後どの様に発展させていくかが、現段階では見通しをたてにくい。交流事業は行政または協会がリードしており、千代女生誕300年につなぐ行事として盛り立てる方向になるのであろう。俳句は地域に根付いていると思われ実施の際の市民の協力は得られ易い。俳句以外にも、まち自体は国際交流に力を入れており、活動も姉妹都市との市民交流外国人との交流会、各種セミナー等継続的な事業を展開している。また、交流の受け手である受入のグループも、交流協会がしっかり把握している印象を受けた。