岩見沢まちづくり研究会の概要
1 設立
1986年(昭和61年)4月
2 目的
21世紀に向かって自分たちが住んでいる岩見沢に新しい活力が生まれてくるような、魅力あるまちをつくりだすために、自らの創意と自由な発想を基盤に率直で大胆なビジョンの提言等を行うことを目的とする。
3 代表者
仁志 方紀(にし まさき) 職業:陶器建材店経営
4 連絡先
岩見沢市北5条西12丁目2-11 瀬尾 慶嚢
(TEL 0126-25-2767、FAX 0126-24-6990)
5 活動内容
目的を達成するため次の活動を行う。
(1) 目的に応じたセミナー、シンポジウムの開催
(2) まちづくりに関する課題等の調査、分析
(3) その他目的達成のために必要な活動
6 活動経過
(1) 岩見沢まちづくりシンポジウムの流れ
1986年 岩見沢その未来
1987年 快適な冬の生活を考える
1988年 愛す街(ランド)いわみざわ
1989年 21世紀の幸福都市をめざして
1990年 緑とまちづくり“緑のシナリオ100年構想”
1991年 緑とまちづくり パートII“自然と人間”
1992年 緑とまちづくり パートIII“自然と都市”
1993年 風土と景観“守り創ろう いわみざわらしさ”
1996年 人にやさしいまちづくり
(2) 特徴的な活動
・1988年、まちづくり研究会は、愛す街(ランド)いわみざわ運動を提唱、その年のシンポジウムに能勢邦之氏(現岩見沢市長)を講師に招く。そして、まちづくり研究会メンバーの憩いと行動力が、2年後の能勢市長誕生の原動力となった。
(3) 最近の活動
○1996年のシンポジウムにおいて、デンマーク王立アカデミーのヤン・ゲール教授を招き、「人にやさしいまちづくり」と題し、都市における人間的な室の創造について学ぶ。その後、まちの顔である駅前広場整備に対して提案を行い、より専門的な新しい組識(メタセコイアの会)にメンバーを集中し、行政と共に検討を進めている。
○中心市街地・商店街の再生に向けた市民・商業者側からの発意・主体によるプロジェクトチームをつくり、「まちのタカラさがし」「中心商店街コミュニティ核づくり」構想に取り組んでいる。
○岩見沢の鉄道復興を考える会が窓口となってきた「トラス橋里帰り運動」を強化するために、復興を考える会と連携をとりながら、市民運動の輪をさらに広げていく新たな組織づくりに向けて取り組み進める。
7 会員
50名
会員の多くは、それぞれ独自の会にも積極的に参加している活動家であり、幹部役員を兼ねるものが多い。各会のネットワークを図りながら、個人を尊重した活動を行っている。
<会員のおもな出身団体>
商工会議所青年部、青年会議所、二世会、婦人団体連絡協議会、ボランティア協議会、郷土史を学ぶ会、青年会議所OB会
<会員の職業>
土木建設業、小売店、卸売店、会計事務所、医者、主婦、市役所、設計事務所、印刷所など