製造業分野は、96年GDPの23.4%を寄与し、全労働人口の21.3%を雇用している。
94年の製造業の主要分野は、生産高からみると機械類、輸送機器、食料品、金属および同製品、化学製品、飲料、タバコ、繊維織物、石油精製などである。
1980〜91年の期間における製造業生産高は、年平均3.2%の割合で減少しているが、92年からは着実な増加を示しており、95年には11.4%の増加を記録している。
また、製造業のGDPは、95年には13.8%、96年には8.1%の成長率を達成している。
ポーランドのエネルギーは、主として石炭により供給されており、90年代初めには国内エネルギー需要の約80%を充足している。
燃料および電力の輸入は、輸入総額の10.5%(94年)を占めている。