輸出を品目別にみると、石油・石油製品のシェアが最も大きく、全体の約7%を占めている。
1960年にオランダ北東部フローニング州で大規模な天然ガス油田が発見され、以来天然ガスはオランダの主要輸出品目となっており、95年には前年比22%の増となり、輸出総額に占める割合も2.3%となった。
これは、国内の供給設備の増産体制が整い、ドイツの需要増に応えることができたためである。野菜・果物もドイツ向け需要が伸び前年比16%増となっている。
輸入も、石油・石油製品が全体の7.4%を占め最も大きく、自動車、コンピュータなどが続いている。