4.2 海上輸送量
経済危機以前の運輸省のデータによれば、国内海上輸送量は年率11.8%、国際海上輸送量は同じく13.3%の伸びを示している。一方、海上旅客輸送量は年率12%増加している。
4.3 漁業
1982年国連海洋法条約により、インドネシアの専管水域は580万平方キロに達した。その内訳は領海310平方キロ、経済専管水域3.1平方キロとなっている。
この膨大な水域には年間6.6トンもの漁業資源が埋もれているが、その資源は未だ十分に活用されていない。既存の漁船隊の能力では348万トンの漁獲が精一杯で(1997年実績)、潜在資源の52%が活用されているに過ぎない。
4.4 貨物船の需要予測
2005年までの貨物船の需要が約10,520隻と見込まれるのに対して、1997年現在の船腹供給量は8,000隻に過ぎず、175ないし5,000DWT型の貨物船が2,520隻不足することになる。