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インドネシア

 

インドネシア造船産業のプロフィル(1999年)

 

I. 造船産業の発展可能性

1.1 企業数

1998年末現在、インドネシア国内で稼働中の造船所数は約250、大半が小規模な造船所で、250のうち4造船所は国有企業である。

1.2 能力と生産力新造船部門では400,000GT型以下の船舶が建造可能、また修繕船部門は65,000GT型までの船舶に対応が可能である。年間能力は新造船が180,000GT、修繕船が3,600,000GTとなっている。

1.3 設備

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II. 投資と労働力

1998年末までの造船産業の累積投資額は、250社に交付された投資許可ベースで±14億2,600万米ドルを超え、約35,000名分の雇用を創出している。

 

III. 生産、輸出入

3.1 生産実績

造船所の設備は、多様な船種、船型の新造・修繕能力を備えている。

─4,200DWTまでの一般貨物船、セミコンテナ船

─19,000GTまでのトレーラ船(RO/ROフェリー)

─定員500名までの客船

─42,000DWTまでの撒積船

─1,500DWT、3,500DWT、6,500DWT、17,500DWT型の油送船、ケミカル・タンカー(精製品、原油とも)

─5,600立方フィートまでのLPG船

─船体長57メートルまでの高速哨戒艇(FPB)

─4,200馬力までの押航船/消火タグ

 

 

 

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